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働く主婦のリアルボイス 働く主婦のリアルボイス|宿泊情報サイト運営会社での営業【北海道バリュースコープ株式会社】

2018年10月29日 公開

インタビューしたのは/神保彩子さん(35歳)
ご主人と年長の娘さん、1歳の息子さんの4人家族。2008年に創業した「北海道バリュースコープ株式会社」に、2011年入社。育休・産休取得第1号の社員として仕事と家事を両立。現在は、北海道の宿泊情報サイト「ぐうたび北海道」の営業担当として9:00〜16:00の時短勤務中。

結婚を機に引っ越した札幌での就職活動。長く勤めたいから面接時に自分の希望も伝え、北海道でしかできない仕事に出合えました。

「北海道でしかできない仕事」を探して就職活動。
当社は、北海道専門の宿予約サイト「ぐうたび北海道」を運営!道民向けにお得なオリジナルプランを作ったり、イベントや旬の観光情報を発信したりしています。今は小さな子どもがふたりいるので、9:00〜16:00の時短勤務をしながら、プランナーとしてホテルを担当する営業の仕事をしています。
大学卒業後は北海道・洞爺湖のホテルに就職し、レストランで接客をしていました。和食割烹の店で働くなかで日本酒に興味を持ち、出身の大阪へ戻って酒蔵で働いたこともありました。その後、結婚を機に札幌へ引っ越したのですが、当時は知り合いもいない土地でしたし、家にいても買い物くらいしかやることがなくて……。「社会に戻ろう!」という気持ちで、パートの仕事を探していたんです。ホテルの接客や、「道の駅スタンプラリー」に参加して全道をドライブした経験も「少しは役に立つかな?」と思って応募してみたところ、正社員で採用していただくことになりました。せっかく北海道で暮らし始めたのだから、「北海道の魅力を生かした、北海道でしかできない仕事」がしたいと思ったんです。
「育休・産休がなければ働きません」と伝えて。
創業から3年という新しい会社だったこともあり、フルタイム勤務で採用していただく際にひとつだけ確認したことがありました。それは産休・育休制度の有無。長く働きたかったからこそ、「規定がなければ働きません」と自分の希望を伝えました。前例がないということでしたが、制度があることを確認して2011年に入社。最初は宿泊施設のインターネット集客に取り組む企画制作課に所属し、宿泊プランを各旅行情報サイトに入力したり、売上げを伸ばすためのプラン提案やコンサルティングを担当していました。当時は会社の事業も手探り状態でしたから、仕事を教えてもらうというよりは、自分で仕事を探し、仕事を作っていく日々でした。なにより女性が多い職場なのに、まったく煩わしさがない点がとても心地よかったです。
子どもの出産を期に、産休・育休に入りました。戻った際の所属部署は未定だったものの、復帰することだけは決めていたんです。復帰後は、道内ホテルに魅力的な他にないプランを作ってもらう「ぐうたび北海道」の営業をすることに。営業職をやってみると、ホテルの担当者との打ち合わせ時間を自分で調整することができ、数字さえついてくれば自由に動けるので、子育てしながらでも働きやすい環境だと思いました。一番変化したのは、「明日でいいや」がなくなったこと。「子どもが明日、熱を出してしまったら?」と想定することで、物事の優先順位が変わり、仕事の効率が上がりました。とはいえ、大事な仕事があるときに限って、子どもは熱を出すもので……。そんな時は、自宅で作業させてもらったり、仲間にサポートしてもらったりしています。子育てに限らず、自分が体調を崩すこともあれば、身内の介護が必要なこともあります。各家庭の事情を、みんなが自分に置きかえて考えてくださるので、特別ではなく「当然のこととして」サポートしあう空気が、この会社にはあるんですよね。
「北海道旅行なら“ぐうたび”だね」と言ってもらえるように。
札幌に引っ越して7年経ちましたが、まだまだ観光客気分が抜けていません。札幌からちょっと足を延ばしただけでも、新鮮な気持ちで景色を楽しめます。スーパーの魚貝コーナーに並ぶ北の魚を見て感動!温泉宿の料理写真に大きなホタテがついていると感動!北海道のことを先入観のないまっさらな気持ちで受け止められる感覚は、今の仕事に役立っています。あとは主婦の金銭感覚。家族で旅行を楽しんでいただくからには、お高いプランばかりを出すわけにはいきません。当社の看板商品である「大満足1万円プラン」も、コストパフォーマンスにこだわったお得な内容にすることが大切です。例えば、通常1泊5万〜11万円くらいする札幌シティーホテルのスイートルームに、なんと1万円で泊まれてしまう特別プラン。ホテルの方にご協力いただいたこのプランは、「ぐうたび北海道」のヒット商品になりました。
今後の目標は、「北海道旅行なら、“ぐうたび”だよね」と言っていただけるように、もっともっと知名度を上げること。みんなが話を聞いて一緒に考えてくれる会社なので、「もっとアイデアを出してみよう」とか、「そんな風に考えてくれるなら、もっとこうしてみよう」とか、長く勤めるほどに愛社精神が芽生えてきます。振り返ればいくつかの会社で面接を受け、自分自身も「ここで働けるかな?」と会社の印象を見極めながら行動したことで、自分に合う会社に出合えたのだと思います。

働く時間に制限があるからこそ、スピード感のある仕事ぶり。
ママの視点を仕事に生かし、周囲を気づかってくれる存在です。

神保さんは、当社で第1号の産休・育休取得メンバーです。ふたりのお子さんを出産したのも初。新しい会社として前例がなかったこともあり、子育てしながらどんな働き方ができるのか、未知なる部分もありました。結果、神保さんの仕事ぶりは変わりません。保育園のお迎え時間があるために働く時間は短くなりましたが、その分ぐっと凝縮した働き方に。自分で効率性を考えながら動いてくれるので、以前も今も変わらず、とても頼もしい存在のままですね。もちろん、宿泊を伴う出張などはお願いしていません。だからこそ、常にアシスタント的な視点を持ってみんなをサポートしてくれるので、とても助かっているんです。当社のメイン事業は、北海道内のお得な宿泊プランを集めた「ぐうたび北海道」。「ママが嬉しいプラン」や「子連れの夏休みプラン」のように、家族で楽しんでいただくプランづくりには、ママの感覚が欠かせません。そういった主婦力を発揮しながら、クライアントさんに提案できることが彼女の強みだと思います。
ぐうたび北海道 編集長/村澤さん

北海道バリュースコープ株式会社

「北海道を東アジアナンバーワンの人気リゾートにしたい」というミッションのもと、北海道専門の宿予約サイト「ぐうたび北海道」の運営、宿泊プランの販売促進やWEBサイト制作などのインターネット集客サポート、地域の魅力を掘り下げる地域活性コーディネートを展開。道内のホテルや温泉宿に1万円で泊まれる、大好評の「大満足1万円プラン」は、ただいま冬のプランを発売中。
札幌市中央区北1条西3丁目2 井門札幌ビル8階
TEL.011-211-0892
ぐうたび北海道
https://www.gutabi.jp

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