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○○ママの好きなこと・大切なこと 子どもたちは神様からの大切なプレゼント。

2022年6月10日 公開 / 2024年10月7日 更新

2児のママ グドール結実カタリーナさん

今回お話をうかがったのは、グドール結実カタリーナさん。
学生時代をドイツ、東京、シンガポールで過ごされ、現在は札幌で3歳の息子さんと1歳の娘さんを育てる2児のママです。
これまでのお仕事、趣味のアートやダンス、そして毎日が笑顔でいっぱいのご家族の暮らしについてお聞きしました!

Contents

1.念願のデザインの仕事。でも新型コロナが流行して...
2.毎日の小さな幸せを絵日記に。
3.大変な出来事があったとしても、物事は必ず良い方向に向かっていく

念願のデザインの仕事。でも新型コロナが流行して...


ーまずは自己紹介をお願いします!

ドイツ人の父、日本人の母のもと、札幌で生まれ育ちました。
ドイツにも高校2年生の時に1年間住んでいたことがあります。
高校卒業後は、小さな頃から絵を書くのが好きだったので、東京にある短大の芸術学科へ進学。短大を出た後は、シンガポールにある聖書学校にも通いました。
現在は札幌で夫と3歳の息子、1歳の娘と4人暮らしです。

ーすごい!アクティブですね。短大ではどんなことを学ばれていたんですか?
絵画や彫刻といった分野の選択ができる中で、わたしは織物を選び、タペストリーなどの作品を作っていました。デザインを考えて、糸を染めるところから自分で行います。織物っていざ始めると完成するまで作品の修正ができないんです。全体像を想像しながら1つの作品に仕上げていくのが難しくもあり、面白い部分でしたね。

▲製作したタペストリー。色合いがとっても綺麗!(グドールさんご提供写真)

ーシンガポールの学校卒業後は?
ご縁があり、病院の医療事務を3年ほど経験しました。医療も事務も全くの未経験でしたが、一緒に働く人たちがいい人ばかりで優しく教えてくれました。でも、やっぱりアートに関わる仕事をやってみたい!という気持ちが強くなり、デザインの会社に転職。その後妊娠し、産休に入るまで働いて退職しました。長男を出産したのは26歳です。
出産後また働き始めようとハローワークに通っているときに「職業訓練」のポスターを見つけて、託児付きで学べるということもあり迷わず申込み。半年間、職業訓練でWebデザインを学びました。

ーその後はどんなお仕事を?
職業訓練で出会って先に卒業したママ友からのお誘いを受けて、写真館のフォトアルバムを作るお仕事に就きました。婚礼や七五三などで撮影した記念写真のデータを補正し、レイアウトを整え1冊のフォトアルバムに仕上げる、在宅でできる委託契約のお仕事です。

ーお子さんを育てながらのお仕事は大変ではなかったですか?
息子がお昼寝中や、夜に寝かしつけたあと作業をしていました。ときには徹夜したことも。でも、件数をこなしてスキルを身に着けたいと思っていましたし、何よりも念願だったデザインのお仕事です。大変とはあまり思わず楽しい気持ちが勝っていたんです。中でもきれいに1つのアルバムを仕上げられたときには大きな達成感を得る事ができました。

ーその後、新型コロナウイルスが流行してしまいましたね‥。
はい。新型コロナの影響を受けて、写真館のお客様が減ってしまい、私の委託の仕事もストップしてしまいました。せっかく自分にぴったりの仕事に出会えたと思っていたので、とても残念でした。
次は近所のスーパーでパートをはじめました。開店前にバックヤードから店頭に商品を並べる仕事です。息子の保育園がまだ決まっていない時期だったので、朝5:30〜9:00で私がパートに行き、帰ってきて出社する夫とバトンタッチ。日中は育児...という生活を1カ月ほど続け、なんとか保育園が決定。スーパーの勤務時間も日中に変更をしてもらいました。その後、娘の妊娠・出産を経て、現在は再び育休中です。
最近はありがたいことに、写真館の仕事もまた復帰してほしいと声をかけてもらっていて。コロナ禍で大勢で集まるイベントが出来ない分、せめて記念写真だけでも残そうということで、だんだんと客足が戻ってきているみたいなんです。娘の慣らし保育が終わったら、写真館の仕事もまた頑張りたいと思っています!

毎日の小さな幸せを絵日記に。

ーママになってからはじめた趣味はありますか?
子どもたちを寝かしつけたあと、絵日記を書くようになりました。
子育てをしていると、毎日があっという間で、記憶飛んじゃいませんか?でもこの毎日を忘れたくないなと思って、その日にあった本当に小さなことでも書くようにしています。
面白かった行動とか、子どもらしい間違った言いまわしとか。息子と娘が大きくなったら、見せたいなって思っています。

▲「なむしい〜」という言い間違いもほほえましい♪(グドールさんご提供写真)

ー他に好きなことや息抜きはありますか?
ダンスが好きです。クラシックバレエ、モダンバレエ、ヒップホップ、ジャズダンス、社交ダンス...5歳からいろんなジャンルのダンスを習ってきました。
この間、4年ぶりにクラシックバレエをしたんです!かなり体はなまっていましたが、とっても楽しかった!また時間を見つけてやりたいなと思っています。娘ともいつか一緒にバレエができたら嬉しいですね。

ーおすすめのお出かけスポットを教えてください!
わたしも、子どもたちも体を動かすことが大好きなので、保育園の帰りなど公園へよく足を運びます。本当は自分も遊具で遊びたいくらいです(笑)
あとは近所にある「白い恋人パーク」にもよく遊びにいきますね。
有料のエリアもありますが、無料エリアでも充分楽しめますよ。小さいおうちがあったり、からくり時計から人形がパレードしながら出てきたり、シャボン玉が飛んでいたりするんです。6月頃にはガーデンにバラがたくさん咲いて、とってもきれいでオススメです。

大変な出来事があったとしても、物事は必ず良い方向に向かっていく

ー子育てで大切にしていることはありますか?
子どもは、神様からのプレゼントだと思っていて。ほんとうに大切に、大事にしたいという気持ちがあります。なので私の主観で性格や行動を否定しない、ということを常に心がけています。
もちろん危ないことやいけないことをしたときは叱りますが、その後は必ず「愛しているよ」「大切だよ」の気持ちを込めてギュッとハグをします。
ーこれからの目標ってありますか?
短大の面接で、「絵本を作りたい」って話したことがあるのですが、その夢をママになった今こそ叶えたいなあと最近思っているんです。

ーとっても素敵!もう構想はあるんですか?
はい!ストーリーはもうできています。子どもたちを励ましたい、ポジティブであってほしい、という想いを込め、「あなたはありのままでいいんだよ」というメッセージを伝えるファンタジーです。

ー最後に新米ママさんに向けてメッセージもお願いします!
もっといいママにならなきゃとか、頑張りすぎないでほしいです。
みんな、子どもを生かしてママでいるだけで100点なんですから!
わたしもいつもテキトーですけど(笑)、子どもといっぱい遊んで、笑顔で過ごせる毎日が幸せです。もし大変な出来事があったとしても、物事は必ず良い方向に向かっていく、わたしはそう信じています。

ーグドールさん、ありがとうございました!
取材・撮影協力のお店:喫茶ゆうご(札幌市西区宮の沢3条4丁目6-8)
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