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2022年7月22日 公開 / 2024年10月8日 更新

劇団fireworks代表・一児のママ 米沢春花さん

劇団fireworksの代表として、演劇活動やイベント企画をされている米沢さん。
今回は米沢さんが主催した雑貨販売・カフェ・パフォーマンスステージ上演のイベント会場に伺い、生後7カ月の日向子(ひなこ)ちゃんとの暮らしや演劇のお仕事についてお聞きしました。

Contents

1.舞台装置作りに憧れて、演劇の世界へ。
2.やってみたいことはとことんチャレンジ!
3.遊ぶように楽しく仕事をしたい。

▲イベント会場。「魔法が使える世界の、とある村から買い付けた不思議な雑貨たち」がコンセプト

舞台装置作りに憧れて、演劇の世界へ。


ー素敵な空間ですね。このイベントを企画したのが米沢さんなんですね。

はい。作家さんが作ったハンドメイド作品の販売と、ステージパフォーマンスを上演しています。このイベント会場全体のデザイン、照明の設置やブース装飾も行いました。娘が同伴しているので、子ども用のイス、ベビーベット、キッズスペースもあります。

▲娘の日向子ちゃんと♪奥にあるのがキッズスペースです。

ーイベント企画のほかに、劇団の代表もやられていますね
札幌を拠点に活動する「劇団fireworks」という団体で、舞台監督や舞台装置の製作など裏方の仕事を担当しています。役者として舞台に立つことはほぼありません。

ー米沢さんのこれまでについて教えてください
高校生のときに初めて観た演劇の舞台装置に感動をして、私も作ってみたいと思い、大学で演劇サークルに入部。念願の舞台装置作りのほか、照明やタイムスケジュールを管理する舞台監督、脚本・演出なども行うようになりました。大学卒業後は劇場を運営するNPO法人で働きつつ、劇団fireworksの活動も行っていました。いまはNPO法人は退職し、羊蹄山の麓にある真狩村に住みながら、自分の劇団など仕事があるときに札幌へ来ています。

▲劇団fireworksは、米沢さんが北海学園大学在学中の2010年に旗揚げ。札幌を拠点に道内各地で公演を行っています。

やってみたいことはとことんチャレンジ!

ーご結婚されたのは
28歳で結婚しました。夫は違う大学の演劇サークルに入っていて、一緒に演劇をつくる「合同祭」というイベントで出会いました。なので付き合いはすごく長いですね。結婚して最初の頃は、夫は職場がある真狩村、私は札幌と夫婦別々の場所に住んでいて、週末に会う生活をしていました。いずれ真狩村に移住する予定だったので、それまでにやってみたかったことにチャレンジしようと思ったんです。

ー詳しく教えてください
住み込みの仕事に興味があり、洞爺湖にある社員寮付きのリゾートホテルで働きました。さらに函館まで遊びに行くのに、洞爺湖から歩いてみたり...

ー歩いてですか!?
道中はゲストハウスに泊まりながら、4日かけて函館まで歩きました。合宿免許を取得するため、青春18きっぷを使って列車で新潟県まで行ったこともあります。ワクワクすること、心が動いたことをやってみたいと思う性格なんです。たくさん遊んで、妊娠・出産を機に、夫の住む真狩村に移住しました。

ーす、すごい(笑)真狩村の暮らしはどうですか?
自然にすごく癒やされます。山はきれいで水が美味しい。飽きずにずっと散歩できます。小さな村なので、子どもがいるご家庭はみんな顔見知りで、村全体が繋がっている雰囲気が気に入ってます。

ー子育てをしていて、嬉しいことは?
朝起きると娘がニコっと笑いかけてくれるので、1日のスタートから私もゴキゲンになれます。あとは、娘を通して周りの人の優しさを感じること。JRやバスに乗っていると、「大丈夫?なにかあったら抱っこするよ」と声をかけてくれる人もいました。

▲日向子ちゃんはずっとニコニコ♪取材陣も目尻が下がりっぱなしでした。

遊ぶように、楽しく仕事をしたい。

ー今回のイベントは娘さんが同伴されていますが、演劇のお仕事も親子一緒ですか?
基本的に娘も一緒に連れてきています。出産して子育てがはじまると、もう演劇の仕事はできないのかなあと思っていたのですが、「子どもが一緒でも大丈夫だよ」と声をかけてくれる方が想像以上に多くてありがたいです。
公演期間中は演劇仲間が娘をあやしてくれたり、両親や夫も協力的で、私が演劇を続けるために、周りが全力で支えてくれる環境に本当に感謝しています。

ーこれからやってみたい活動、夢は?
プライベートの目標は、娘を連れて登山に行くこと。子どもを背負うことができる登山用のリュックを買ったので、使うのが楽しみです。きれいな景色をたくさん見せてあげたいですね。
仕事ではせっかくお母さんになったので、親子で楽しめるイベントを企画しようと思っています。

ーイベントのアイディアはもう浮かんでいるのですか?
助産師さんが監修するフィットネスや、サイズアウトした子ども服をボタンとして残すワークショップなどいくつか考えています。出産してからはイベント案を出すときも、娘と一緒にいられて、娘が楽しんでくれることを基準に考えるようになりました。
また、今後は一緒にイベントをやるママの仲間を増やしていきたいなと思っています。遊ぶように仕事をする、というのが私のモットーなので、周りを巻き込みながら、楽しいことをこれからもやっていきたいです。

ー米沢さん、ありがとうございました!

劇団fireworks代表・一児のママ
米沢 春花さん

劇団fireworksホームページ:https://gekidanfireworks.jimdofree.com/