現在は長男(12歳)、長女(10歳)、次男(7歳)、ご主人との5人暮らし
ー初めての土地での出産、育児は大変だったのでは?
大変と言えば大変でしたが、当時はまだ若かったですし、子供を連れてどこへでもアクティブに出かけていくタイプだったので、あまりツラさは感じませんでした。近所のママ友を巻き込んでクリスマス会を企画したり、自分なりに楽しんでいましたね。それに、長男が1歳半の時に長女が生まれているので、泣き言を言ってる場合ではなかったというか(笑)。
ーお子さんの発達が気になったのはその頃?
長男が2歳を過ぎた頃、同世代の子供と比べて発語が遅いなと感じたんです。ひらがなや数字、好きな車の名前などはびっくりするくらい覚えが良いのに、他人にはほとんど関心を持たず、黙々と一人遊びを続ける感じで...。
ーその後、療育に力を入れるようになったんですね。
長男のためになればと、さまざまな医療機関や支援施設を訪れて療育の知識を増やしていきました。知れば知るほど興味も増して、担当してくれた作業療法士さんにたくさん質問して、自宅で実践。学んだことはすべてノートに記録していました。
当時は、今のような活動をすることはまったく考えていませんでしたが、心のどこかで、「今学んでいることは、健常児の育児にも役立てられることが多い」とは感じていましたね。