しゅふきたアプリアイコン

主婦(夫)の働くをもっと応援

しゅふきたアプリ

しゅふきたは主婦の「働く」を応援する北海道の求人情報サイト

設定

○○ママの好きなこと・大切なこと なりたい自分になろう!

2023年6月6日 公開 / 2024年10月25日 更新

CEサロンnuts オーナー 野村夏水さん

札幌市白石区にある「CEサロンnuts」オーナーの野村夏水(なつみ)さん(@ce_salon_nuts)。現在7歳、5歳の男の子兄弟を育てながら、ご自宅にお店を構えています。3人のママスタッフと共にサロンの運営に励む野村さんに、開店のいきさつや想いについて伺いました。

Contents

1.華やかな世界に感激し、事務員から転身!
2.笑顔で帰り、家族に優しくなって欲しい
3.多くのママに夢を叶えるチャンスを

華やかな世界に感激し、事務員から転身!


ーサロンを開業するまでについて教えてください

開業前、20代前半まではごく一般的な会社で事務員として働いていました。美容のお仕事にはずっと憧れがあったものの、自分がなれるなんて想像もしていなくて。

ーでは、きっかけは何だったのでしょうか
友人に誘われてあるCEサロン(※)に訪れたんです。初めてプロの手でエステやメイクを体験して、まるで生まれ変わったかのような感覚に感動しました。その後何度か通っているうちに、お店のオーナーからメイクモデルとしてシャンソン化粧品の全国美容コンクールに出ないかと誘われたんです。

※1946年創業の化粧品メーカー、シャンソン化粧品の特約店としてエステからメイクまでのトータルサポートを行っています。


ー全国大会というものがあるんですね。

各地のCEサロンに勤めるスタッフが出場し、腕を競う大会です。メイクモデルと共に出場し、時間内でエステからメイクまでのトータルサポートを行い、その出来を評価します。大会では1000人以上ものエステティシャンやモデルさんがホテルに集まりました。
ーなるほど。モデルからなぜサロンスタッフに?
全国で活躍するスタッフの方や、メイク道具の数々、豪華なホテルの会場といった見る物全てが華やかな世界に、息を呑むほどの美しさを感じました。「本当はこんな世界にずっと憧れていたのかもしれない」と思ったんです。
そんな様子を見ていたオーナーから「他にやりたいことがないなら、エステティシャンを目指してみない?」とお誘いをいただき、この道を目指そうと修行を決意しました。

ー思い切りましたね!
とはいえ仕事は辞めていなかったので、月曜日から金曜日は会社員として働いて、土日はエステで修行という日々です。その後結婚を機に会社員を退職して、9年前にごく小さなアパートの一室を借りて念願のサロンを開きました。

▲現在はご自宅の1Fをサロンにしています。開業当時は30人ほどだった会員も、現在は100人ほどに広がったそう。

笑顔で帰り、家族に優しくなって欲しい

ーご出産前に開業されていたんですね。
長男が生まれたのが7年前です。直前まではとにかくがむしゃらに働いていましたね。予約制なのである程度自分で調整はできるのですが、「早く仕事したい!」という思いでいっぱいだったんです。産前は2週間前まで働いて、産後も1ヶ月後には復帰しました。

ーお仕事がお好きなんですね
楽しんで働いていたので、どんな時も大変という意識が無かったんですよね。それに日々美容品に接してると、働いているほど自分がキレイになっていく気がするんです(笑)
ーなるほど(笑)。両立には苦労しなかったのでしょうか
実家も近く、主人も協力してくれてたので幸い両立ができたと感じています。それに会員制のためリピーターのお客様が多く、万が一休む場合もご理解くださる場合がほとんどでした。

ーお客様とは子育ての話をよくされるのですか?
実は、私たちからあえて子育ての話をしないようにしています。このサロンはお客様にとっての「非日常」として、子どもではなく自分自身と向き合う特別な時間を過ごして欲しいという願いがあるんです。満足して帰り、家族に優しく接してくれたらいいなって。

▲非日常の演出として、キラキラしたディスプレイを心がけているそう。

多くのママに夢を叶えるチャンスを

ーやはり、主婦のお客様が多いんですね
ママになってから自分の時間がなくなり、自分磨きに時間をかけなくなっている方が多いと実感しますね。

ースタッフにもママも多いのだとか
1年前から働いている角谷さんの他にも2人のママスタッフがいます。ママを積極的に採用している理由は、主婦のお客様に寄り添った施術をしてもらいたいから。でも同時に子どもだけでなく自分自身にも目を向けて、楽しく、趣味のような感覚で美容を学んでもらいたいと願っています。

▲角谷楓さん(左)は4歳と2歳のお子さんを育てるママ。これまで美容関係で働いた経験はなかったそう。「オーナーは『子どもを第一優先に』と気遣って働かせてくれるので、とても心強い存在です」と笑顔。

ーやはり、ご自身が会社員から美容の夢を実現したからでしょうか
私自身、あの時先生からチャンスを与えて貰わなければ自分の好きなことに気付けず、本当の夢を実現できないままだったと思います。自分がやりたいことをやらせてもらえたからこそ、他の人にもチャンスを与えたい。その一心でスタッフにも惜しみなく自分の技術を伝えています。

▲角谷さんは認定試験に向け勉強の真っ最中。「オーナーは1つ聞いたら10は答えてくれて、美容知識がほぼゼロだった私にていねいに教えてくれました」

ーでは「大切にしていること」は
「やりたいことをやろう」ですね。美容はなりたい自分を実現する方法。お客様もスタッフも、ここで願望を叶えて欲しいと願っています。

ーありがとうございました!

CEサロンnuts オーナー
野村夏水さん

CEサロンnuts instagram:@ce_salon_nuts