カッサでママを元気に

2023年10月6日公開 / 2024年10月11日更新

カッササロン herbal（ハーバル）成田亜矢子さん

成田亜矢子さんは、中学生と小学生の子育て中。第二子出産後の体調不良をきっかけに「カッサ」と出会います。その効力に感動し、資格取得。自身のサロン「カッササロン herbal（ハーバル）」（@ayakonarita)をオープンしました。カッサを始めた想いや、サロンオープンで起きた心境の変化などをお伺いしました。

1．産後良くならない体調に不安の日々
2．カッサを学んでから、人と話すことが楽しくなった
3．自分を大事に、少しだけ自分を優先して

産後良くならない体調に不安の日々

ーご出身はどちらですか？
札幌市の北区です。麻生で生まれ育ち、夫の仕事の関係で一時期旭川にも住んでいましたが、出産をきっかけに実家近くに住みたいと思い、北区あいの里に住居を構えました。今は夫と中学生の娘、小学生の息子、猫の4人と1匹で暮らしています。

人懐っこい猫ちゃんで、取材中もたまにこっちを見てのんびりしていました。

ーこちらのご自宅でサロンをされているとお伺いしましたが、
　最初からサロン併設の住居を想定していたのですか？
いえ、家を建てようと夫と話した時には、この家がサロンになるなんて全く考えていませんでした（笑）。サロンは、3年前の9月にオープン。それまでは、子育て優先で専業主婦をしたり、パートをしてみたりという生活でした。

ー素敵なご自宅なので、サロンも考えて建てられたのかと思いました。
　なぜオープンしようと思ったのですか？
第二子出産後に、微熱がなかなか下がらない日々が続いて、病院から処方される薬を飲んでも体調は変わらず...。漢方や食事改善などいろいろ試したのですが、自分には合わず劇的によくなることはなかったんです。最終的にだるさやめまいが残ってしまって。さらに上の子の世話もあるし、下の子はまだ母乳での授乳中だったので、ずーっとフラフラな状態で。そんな時に夫が仕事の関係で見つけて、「これはきっと効く！」と勧めてくれたのが「カッサ」でした。

カッサは中国から伝わる美容法で、血液やリンパの流れを良くすることで体質改善や代謝を上げるなどの効果が期待できます。写真は、実際の施術で使用するカッサ。水牛の角からできていると教えていただきました。

ーカッサを見つけてくれたのは、ご主人なんですね！
はい、夫が体験したわけではないのですが、カッサを施術しているお店に営業をしたら興味を持ったみたいで（笑）
そこから私も症状を相談して、実際に施術を受けてみたら「これはすごい」と、体調が改善していくのを感じました。

ー早い段階で効果を感じたのですか？
あくまで私の場合はですけど、行く前はだるさや身体が重さを感じていたのですが、施術を受けた帰りは、身体がすごく軽くなってるのを感じて。定期的に通うようになってからみるみる元気になりましたね。

カッサを学んでから、人と話すことが楽しくなった

ーでは、ご自身が施術を受けたのをきっかけにサロンオープンに向けて動き出したのですか？
まさか！...と言っちゃうほど、元々人見知りで接客なども苦手なんです（笑）。でも同じく体調不良で悩んでるママをカッサで救いたいなっていう想いも同時に湧いてきました。

ー最後の一押しが必要だったのですね。
カッサを習うには、お金もかかるし、今のようなサロンの開業も当時は考えてなかったので、将来に繋がるという確証がなかったんです。でも、夫が「やってみたら？」と背中を押してことで、一発奮起して勉強をスタートしました。

ーカッサを学び始めてからは、いかがでしたか？
勉強自体は1年かけてゆっくり学んで資格取得だったので、育児に影響が出るわけでもなく自分のペースで進めることができました。資格も無事取得でき、どうしようかな？と思っているタイミングで、昔カッサを習っていたという友人と連絡を取ることがあって。その友人から「イベントに出てみない？」と声をかけてもらったんです。

ーすごいタイミングですね！
そのご縁がきっかけでいくつかイベントでカッサを施術するうちに、苦手だった接客にも慣れてきて、すごく楽しくなっていったんですよね。同時に体調不良の悩みを抱えている人がこんなにも多いんだと知り、サロンを自分で始めてみようと思いました。

実際の施術風景。赤くなっている部分は？血（おけつ）と言い、老廃物が溜まっている証だとされています。

自分を大事に、少しだけ自分を優先して

ー自身の体質に合った方法で悩みを改善できるといいですよね。
　今後やってみたいことはありますか？
食生活の改善指導とセルフカッサ講座をやりたいと考えています。セルフカッサは、自宅でも手軽に体調を整えることができるので、忙しい人でも生活に取り入れてもらえるかなと期待しています。

藤井さんご一家（ご提供写真）

ー亜矢子さんも働くママですが、自身が思う働きながら育児をするコツってなんでしょう？
「身体を整えること」です。身体を整えるようになってから、プラス思考になったんですよね。子どもたちにイライラしなくなったり、嫌なこともサラッと流せたりするようになりました。
働くママは、疲れててもごはん作って、宿題を見て...と、余裕がない中で頑張りすぎてしまいます。なので、1ヵ月の中でたったの1度でも自分を整える機会を作ってあげるだけで、自分にも子育てにも良い影響があるのではないかなと思います。

ー確かに、ママは限界を感じても頑張ってしまいますよね。
はい、特に子どもが小さい時は生活のすべてが子ども優先になってしまうので、ママは食事さえも後回しにしがちですよね。私も自分の子どもたちが小さい時、ついつい自分の優先順位を低くしていましたが、今思えばもう少し優先度を上げてよかったかなと思っています。
ママだからって自分を後回しにするのではなくて、ママだからこそ優先度を少し上げて、自分自身が元気でいること。その結果、子どもたちにもママの元気が還元されていくのだと思います！

ーありがとうございました！

ご提供写真

カッササロン herbal（ハーバル）
成田亜矢子さん

Webサイト： herbal（ハーバル）
Instagram：@ayakonarita

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