ーお菓子作りはいつごろから?
栄養士の仕事をしていた母の影響で子どもの頃からお料理やお菓子づくりが好きで、よく一緒にクッキーを作っていましたね。アイシングクッキーをはじめたのは、大人になってから。はじめは仕事の息抜き...というか、ストレス発散だったんです。
ーどんなお仕事をされていたんですか?
新卒から8年ほど、アパレルの仕事をしていました。当時とっても勢いのあったブランドで、一生懸命にやっていたことが評価もいただいて。22歳の時には店長になり、東京のお店や百貨店のテナントでも働いていましたね。
ーそれはスゴい!
売上や在庫の管理はもちろん、スタッフの指導・教育、店頭での接客応対まで全て行っていました。もともと人と話すのも大好きですし、かわいいお洋服に囲まれた空間で働くのは幸せ。でも、お客様からのクレーム対応で疲れてしまったり、売上に追われることに苦しくなったりして、帰ったら何にもできない生活が続いて...。
ー大変だったんですね
「このままではいけない」「次に何をしよう」と、いろいろな趣味を調べていたところで見つけたのが、アイシングクッキーだったんです。お洋服と同じで可愛いものが大好きなので、見た瞬間に「こんな世界があるんだ!」って。実際にやってみると、すっごく息抜きになって、毎日が満たされた気持ちになっていったんです。