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北海道ママの気になること調査隊 はじめての♪マネー教育「おこづかいの導入」

2023年5月19日 公開 / 2024年10月23日 更新

お金の勉強をした事は、ありますか?

私は何も知らず学ばず、お金の使い方も下手なまま、大人になってしまいました。
我が子を見ていて「もう少し物を大事にして欲しいな」と思ったり「お金は、簡単に手に入るものではないんだよ。無くなったら食べ物だって買えないんだよ。だから大事に使おうね」と声がけをする機会も多いです。

我が家はまだ、おこづかい制度を導入しておらず、必要なものはスッと手に入ります。
苦労なく手に入れた物は、やはり雑に扱いがち...(特にノリで買った安いおもちゃなどは得た直後から興味減退...)

「将来、お金で苦労して欲しくない」
みなさん、そう思いますよね。

成年年齢が20歳から18歳に下がり、18歳でクレジットカードを作れたり高額なローンなども組めるようになりました。
貰った分だけ使ってしまったり、無駄遣いをやめられなくて本当に必要なときにお金がなかったら...。
お金への考え方やルール・お金との賢い付き合い方が、もし身についていれば...。

お金にふりまわされて人生を過ごすなんて事がないように、お金との上手なつきあい方を学んでから大人になれたらいいですよね!

たまたま見かけた「キッズマネースクール」の記事で、「お金としごと」「ありがとうの対価がお金」「ライフプランを持つことの大切さ」に共感。
先日、キッズマネースクールの「ママ・パパ認定講師」になりました。

実際に学んだ中で、こどもの初めてのマネー教育に
「これ、いいな!」と思った"おこづかいの導入" 5つのポイントをご紹介します。

はじめての♪マネー教育「おこづかいの導入」

"おこづかいの導入" 5つのポイント!

1,お金に興味をもちはじめたら、おこづかい開始!
2,おこづかいの枠を3つ設定してみる
3,おこづかい帳とお財布、管理のしかた
4,無駄遣いも貴重な経験
5,ありがとう枠の活用方法

1 「あれ買って」と言われた時が、おこづかい開始のチャンス!

まずは報酬タイプからがオススメです。家族で話し合って金額やルールを決めましょう。
定額制 家庭内・親子で話し合って金額を決定。
報酬タイプ お手伝いの対価で金額を設定
混合タイプ 報酬タイプから定額制へ移行時に実施されるタイプ

▲報酬(お手伝い)タイプや定額タイプ・混合など色んなやりかたを試してみましょう!

2 「おこづかいの額を決めたら、3つの枠にわける」

貯金枠「いつか欲しい物を買うための枠」
頑張って貯める経験(購入資金の全部または一部を自ら苦労して貯めると大事にする/価値が高まる)
ありがとう枠「感謝のきもち、誰かの役に立つための枠」
誕生日プレゼントや寄付など
自分枠「生活の中で、必要に応じて買うものの枠」
お菓子や文房具・おもちゃなど(学校指定で買う文房具や、家族のまとめ買いお菓子以外のもの)

3 おこづかい帳とお財布、管理のしかた

おこづかい枠を決めたら、簡単なおこづかい帳もつけてみよう!
レシートを貼るだけでもOK!
お財布は自分で選ぶのもワクワクして楽しいですね(首からぶら下げる小物ポーチでも◎)
お金の管理は透明の瓶や、封筒(貯金用、ありがとう用etc記入)もオススメです。

4 無駄遣いも貴重な経験

つい色々言いたくなりますが、一度渡したものは子どものもの。
自分だって、いちいち「何買ったの?」「何買うの!?」と確認されたらいやですよね。
もし無駄遣いをしてしまっても...小さな失敗は、将来のための良い経験になります。信頼すること・見守ることが大事ですね。

5 ありがとう枠の活用方法

『身銭を切った贈り物で、相手の心を動かす体験をする』
たとえば、おじいちゃんやおばあちゃんがいるならば、誕生日プレゼントを買ってみる。
孫が自分のおこづかいからプレゼントを買ってくれたら、ひときわ嬉しいですよね。
「ありがとう」の言葉の意味も思いも深く、子どもの心に届くでしょう。
お金をつかって「ありがとう」と言われる経験は、子どもにとって財産です。
誰かのために自分が何かをした(アクションを起こした)ことは、自分の存在価値を高め、自尊心・自己肯定感に繋がっていきます。

"おこづかいの導入" 5つのポイント、いかがでしたか?

お金の大切さ、ありがとうと交換するという考え方、自他を尊び未来へワクワクいきること。
お金と上手につきあっていけるよう家庭でも何かひとつ工夫をしていけたらいいなーと、我が家でも思っています。

参考/キッズ・マネー・スクール
https://kids-money.com/