札幌市には児童会館とミニ児童会館が合わせて199館あります。遊びや趣味、スポーツなどに利用でき、保護者の就労時間中に子どもたちを預かる「児童クラブ」というサービスも提供しています。
児童会館とミニ児童会館の違いは、児童会館は基本的に独立した建物で、0歳から高校生まですべての子どもたちが利用できます。未就学児の保護者向けに、子育ての悩み相談などができる「子育てサロン」も実施しています。
対して、ミニ児童会館は各地区の小学校に併設されています。その学校に通う1年生〜6年生の子どもたちが利用でき、利用には届出が必要です。(ミニ児童会館が併設されていない小学校もあります)
いずれの施設も、札幌市の出資で設立された公益財団法人さっぽろ青少年女性活動協会が運営しています。
児童会館・ミニ児童会館では、職員として主婦がたくさん働いています。雇用形態には正職員、臨時職員、パートがあり、それぞれ勤務日数・勤務時間などが異なります。正社員、臨時職員は1日約8時間勤務ですが、パートの場合、1日3時間、週3日程度から勤務が可能。1館あたりのスタッフ数は、5名から10名程度です。
仕事内容は、遊びを通して子どもの育ちを支えることです。子どもと一緒にトランプやボードゲームで遊んだり、体育館で簡単な運動をしたり。子どもたちとの関わり方は先輩スタッフが丁寧に指導してくれます。
「子育て経験を生かして働ける職場です」と話すのは、職員歴10年で、3人の子どもを育てる金森さん。
「子どもたちの成長を目の当たりにできるのが、一番のやりがいですね。低学年から高学年になるにつれ、おとなしくて目立たなかった子が、自分の気持ちをしっかり伝えられるようになったりするのを見ると嬉しく感じます」
札幌市内に199館ある児童会館・ミニ児童会館を運営。児童健全育成の専門家集団として、「遊び」を通して子どもたちの学びと気付きの機会をつくる。
<採用情報>
子育て経験を生かして、遊び相手として、時には頼れる大人として、子どもたちの成長を見守りながら支援する仕事です。何より「子どもが好き」が大切です。
【週20時間未満の勤務のパート】【フルタイムの臨時職員】【日曜・祝日休み】