隙間時間に癒やしを。釧路初のハンドケア専門サロン「sun.hand.up」のオーナー金田さん

2024年7月22日公開 / 2024年10月23日更新

釧路エリアで活躍する女性にお仕事や活動についてお聞きし、生き生きと人生を輝かせる秘訣を探る「ウーマンデイ！」。
今回ご登場いただくのは、釧路市栄町でハンドケア専門サロン「sun.hand.up」を営む金田広美さんです。釧路初となるハンドケア専門店を開業した経緯や、サービスへの思い、今後の目標についてお聞きしました。

ハンドケア専門店「sun.hand.up」オーナー　金田広美（かねだひろみ）さん
釧路市出身。結婚・出産を機に専業主婦に。その後事務職に従事しながらも、子育てが一段落したタイミングで新たに挑戦したいとハンドケア専門サロン「sun.hand.up」を開業。長男長女は独立し現在は夫と次女の3人暮らし。休日は筋トレや映画鑑賞を楽しむ。

「忙しいお母さんを癒やしたい」とハンドケア専門サロンを開業

栄町のレンタルスペースで釧路初のハンドケア専門店を営む金田さん。20〜30代は3人の子どもたちを育てるのに一生懸命でしたが、長男・長女が独立し時間ができるにつれ、自分のやりたいことを探してチャレンジしようと思い始めたそうです。
人を癒やすサービスを提供したいと考えていたところ、たまたま目にしたのが東京麻布十番にお店を構えるハンドマッサージ専門店「おてやすみ」でした。「自身の経験から子育て中のお母さんを支援したいと漠然と思っていました。手軽にリフレッシュできるハンドマッサージを知ってピンときたんです」。
すぐに東京に出張し、同サロンが運営するスクールで技術を学びました。とはいえ、初めての起業に戸惑うことも多かったそうです。「スクールを一緒に受講した全国の仲間たちを始め、多くの方がサポートしてくださいました。1人では実現できなかったかもしれません」。こうして、2024年4月にハンドケア専門サロン「sun.hand.up」を開業しました。

忙しさよりも楽しさが勝るダブルワーク

オープンから3カ月間で約20人のお客様を迎えた金田さん。お客様からは「とても気持ち良かった」「クリームの香りに心が癒やされた」などの感想をいただいています。隙間時間を利用して施術を受けられる上に、お子様連れでもOKなことから忙しいお母さんにもぴったりです。
事務職とサロンオーナーのダブルワークをこなす金田さんですが、今は忙しさよりも楽しさの方が勝っているそう。「全く違う職に携わることで、頭の切り替えができてリフレッシュにつながっています。サロンを始めてからは、自分の理想のお店を試行錯誤しながら作る面白さも味わっていますね」。
そんな金田さんの将来の目標は、子育て世代を応援するイベントを企画し自身も参加すること。「釧路ではさまざまな子育て世代向けの企画が催されていますが、それぞれが『点』になっている印象があります。主催者同士がつながり、ママ・パパを応援する一大イベントをみんなで立ち上げられたら楽しいですよね」と語ってくれました。