アロマ×エステでお客様を奇麗に導く。「Aroma&Esthetic Lily」のオーナー宮崎さん

2024年12月16日公開

釧路エリアで活躍する女性にお仕事や活動についてお聞きし、生き生きと人生を輝かせる秘訣を探る「ウーマンデイ！」。
今回ご登場いただくのは、釧路市鶴野でアロマとエステメニューを組み合わせた美容サロン「Aroma&Esthetic Lily」を営む宮崎彩華さんです。自身の悩みをきっかけに美容に目覚め、紆余曲折を経てサロンをオープンした宮崎さんに、お店を始めた経緯や仕事のやりがい、今後の夢についてお聞きしました。

Aroma&Esthetic Lily オーナーアロマエステティシャン宮崎彩華(みやざきあやか)さん
釧路市出身。母と二人暮らし。美容脱毛をした経験から美容に興味を持つ。介護事務や経理事務を6年半経験した後、大手エステサロンのエステティシャンに。個人サロン勤務を経て、2024年7月に自身のサロン「Aroma&Esthetic Lily」を開業。プライベートでは、ミュージシャンの推し活や日本舞踊を楽しむ。

自身の脱毛経験が、美容の道を目覚すきっかけに

宮崎さんが自身のサロンを開業するまでには長い道のりがありました。強いコンプレックスから美容脱毛を体験し、悩みが解決したことで人生を楽しめるようになったという彼女。「容姿で悩む女性を同じように前向きにしたい」と大手サロンのエステティシャンとして働いていました。しかし、職場環境や労働時間にギャップを感じ、程なくして退職。
独学で美容の知識を学びつつ、しばらくして出合ったのが釧路では珍しいハーブピーリングを扱うプライベートサロンでした。自然由来の美容法に引かれ入社しましたが、残念ながらお店は1年で閉店することに。八方塞がりになった彼女の脳裏に浮かんだのは、開業の2文字でした。
資金面や経営責任への重圧と向き合いながらも、「経験は財産」という自身の信念に従って起業を決意した宮崎さん。これまで習得したアロマの知識やエステの施術経験を複合的に組み合わせて、「Aroma&Esthetic Lily」を2024年7月にオープンしました。

お客様ごとのリアルな悩みに合わせてメニューを考案

サロンではハーブピーリングを主軸としつつ、豊富なメニューをそろえています。その背景にあるのは、個々の悩みに寄り添った解決法を提案したいという宮崎さんの思いです。「お客様一人ひとりの顔を思い浮かべながらメニューを考えています。施術後に、笑顔で帰ってくださる瞬間が一番うれしいです」。その探究心は資格取得にも表れており、宮崎さんはアロマセラピストや嗅覚反応分析士など9つの資格を保有しています。加えて、アロマテラピーインストラクターの資格も新たに取得したことから、将来はアロマスクールの運営も視野に入れています。
一方プライベートでは、日本舞踊を習う宮崎さん。「サロン名の『Lily（百合）』には、『立てば芍薬座れば牡丹歩く姿は百合の花』という言葉にちなんで、優美な女性へのあこがれを込めました。私も百合の花のような女性を目指せたら」。仕事と自己研さんの両面から「女性の美」を追求する宮崎さんの日々は、これからも続きます。