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両立サポート 札幌市の「ファミリーサポートセンター事業(ファミサポ)」とは?

2024年10月28日 公開

子育てと仕事に忙しいママにおすすめの、札幌市「ファミリーサポートセンター事業」(通称:ファミサポ)はご存知ですか?名前は聞いたことあるけど、利用したことはない…という方も多いのでは?
急な仕事や子育てで手が回らない時、地元のサポート会員が子どもを預かってくれる頼もしい制度です。この記事では、日常的なサポートから緊急対応まで、ファミサポの仕組みと利用方法について詳しくご紹介します。

ファミサポは、2つのサービスで子育て家庭の「困った」をサポート!

札幌市のファミリーサポート事業は、地域で子育てを支えるために作られた仕組み。提供会員(サポートする側)と利用会員(サポートを受ける側)が協力し合い、子どもの預かりや送り迎えを行います。札幌市では、以下の2つのサービスに分かれています。

1.日常的な預かりサポート:「さっぽろ子育てサポートセンター」
保育園や幼稚園の送り迎え、短時間の一時預かりなどのサービス。
2.緊急時の預かりサポート:「札幌市こども緊急サポートネットワーク」
急な体調不良や病児・病後児の預かり、急な出勤対応など、緊急時に役立つサポート。

日常的な預かり「さっぽろ子育てサポートセンター」

日常的な子育てのサポートとして、「さっぽろ子育てサポートセンター」では、子どもの送り迎えや数時間の一時的な預かりを依頼できます。
▲引用元: 社会福祉法人 札幌市社会福祉協議会 さっぽろ子育てサポートセンター登録・利用の流れ

【利用できるサービス内容】
・保育園や幼稚園、小学校への送り迎え
・保護者が不在の間、子どもを一時的に預かる
・兄弟姉妹の通院時にそのほかの子どもを預ける
【利用条件】
・対象:札幌市在住で、生後2カ月以上の子どもがいる家庭
・事前登録と面談が必須
・原則として、預かりは提供会員の自宅で行われます
【利用時間】
6時00分から22時00分
【利用シーン】
・保護者が職場の面接や会議に参加する際、短時間だけ預けたい時
・保護者が仕事の面接などで、短時間だけ預けたい時
・兄弟姉妹を病院に連れていく際、そのほかの子どもを預けたい時
【メリットとデメリット】
・メリット:札幌市の研修を受けた信頼できる提供会員が預かるため、安心感があります。料金も30分350円とリーズナブルです。
・デメリット:予約が取りづらい場合があることや、事前に面談や登録手続きが必要なため、すぐに利用できないことがあります。また、1カ月以上先の予約はできません。

緊急時や病児・病後児預かりの「札幌市こども緊急サポートネットワーク」

急に子どもを預けなければならない場合や、病気の子どもを預ける必要がある時には、「札幌市こども緊急サポートネットワーク」が利用できます。このサービスは、当日や前日でも予約が可能で、急な出勤や体調不良にも対応してくれます。
▲引用元: 札幌市こども緊急サポートネットワーク(札幌市ファミリー・サポート・センター事業)/札幌市子育てサイト

【利用できるサービス内容】
・病児・病後児の預かり
・急な用事や出勤が必要な場合の一時的な預かり
・残業や会議でお迎えが間に合わない時の対応
・宿泊を伴う預かり対応も可能
【メリットとデメリット】
・メリット:病気の子どもでも預かってもらえるため、急な仕事の際に非常に助かります。また、緊急対応なので当日依頼も可能です。
・デメリット:提供会員の空き状況により、必ずしも予約が取れるとは限らない点。また、事前面談がないため、誰が対応するかわからない場合もあります。

ファミサポの登録手続きと流れ【早めの登録がポイント!】

ファミサポを利用するためには、事前の会員登録が必要です。早めに登録を済ませておくことで、いざという時にサービスをスムーズに利用できるようになります。

■さっぽろ子育てサポートセンターの登録方法
【登録に必要なもの】
・身分証明書(運転免許証、マイナンバーカードなど)
・子どもの健康保険証や母子手帳など
【登録の流れ】
1.申込書を提出:お住まいの区の「こそだてインフォメーションセンター」などで申込書を提出。
2.事前面談:利用開始前に、提供会員と事前面談を行い、お子さんの性格や健康状態について話し合います。
3.サービス開始:面談後、必要な時にさっぽろ子育てサポートセンターのサービスを利用できます。

■札幌市こども緊急サポートネットワークの登録方法
【登録の流れ】
1.申込書を提出:https://kosodate.city.sapporo.jp/mokuteki/azukeru/ichiji/850.html より「入会申込書」をダウンロードするか、札幌市こども緊急サポートネットワークに電話で「入会申込書」を請求し、必要事項を記入のうえ、札幌市こども緊急サポートネットワークに郵送またはファックスで送付します。
2.電話面談:利用開始前に、電話面談にて申込書の記入内容やお子さんの性格・健康状態について話し合います。
3.サービス開始:面談後、必要な時に札幌市こども緊急サポートネットワークのサービスを利用できます。

■どちらもまとめて登録することが出来る、一時預かりサービスの事前利用登録説明会もあります。

各区の『こそだてインフォメーション』では、ファミリーサポート事業(さっぽろ子育てサポートセンター、札幌市緊急サポートネットワーク)と病児・病後児保育事業の事前利用登録ができる説明会を開催しています。
平日毎日開催しているようなので、これらのサービスの登録をお考えの方はこちらに参加するのもオススメです。
詳しくは、https://kosodate.city.sapporo.jp/mokuteki/azukeru/ichiji/7325.html をご確認ください。

まとめ

札幌市のファミリーサポート事業は、忙しいママやパパを支えるための心強い制度です。早めに登録を済ませておくことで、緊急時や日常のサポートをスムーズに受けられます。ファミサポを賢く活用し、育児と仕事のバランスを取って快適な毎日を送りましょう。
より詳しい情報や最新の情報は、札幌市子育てサイト(https://kosodate.city.sapporo.jp/index.html)でご確認ください。

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